そもそも宅建とは?
宅建とは、宅地建物取引士の略称で、土地や建物を取引するために必要な公的資格です。2015年の宅建業法改正によって宅地建物取引”士”になり、弁護士や税理士と同じ士業の仲間入りを果たしました。
不動産業を営んでいる事務所には、必ず宅建を持っている人が必要であるため(必置資格)、需要が多く取得価値が高い資格です。
宅建は就活で有利になるのか?
結論から言うと「有利」です。
就活に有利である具体的な理由は後で詳しく書きますが、間違いなく就活に有利です。宅建は、簡単すぎず難しすぎない資格なので、不合格になって時間を無駄にするリスクを負わずに十分なアピール材料をゲットできるわけです。
宅建が就活で有利になる理由
不動産・金融業界への熱意をアピールできる
宅建は、不動産業はもちろん、金融業界へのアピールで使えます。例えば、銀行だと相続や担保の設定の場面で宅建の知識が活かせますし、名刺に「宅地建物取引士」と記載されていればお客さんに信頼してもらいやすくなるため重宝されます。このように場面を想定した具体的な取得理由を面接で話すことができれば、宅建で熱意をアピールできます。
宅建の取得過程を自己PRできる
宅建は、他の士業の資格と比べて比較的楽に取得できますが、ある程度難易度は高く勉強時間もかなり必要です。そのため、宅建の取得過程は自己PRの題材としてかなり良いと思います。私自身も就活のときには宅建を短期間で取得したことについての自己PRを書いて内定をいただけました。少なくとも私の実例があるので、
法律の勉強をした証になる
宅建では50問中14問は民法が出題されます。民法で問われる内容は、宅地建物関係のものもありますが、それ以外の民法の分野も多く出題されるため試験合格には法律知識は必須となります。
そのため、宅建に合格できたということは法律知識があるという証に十分なり得ます。
まとめ
宅建を持っていれば間違いなく就活には有利です。理由は上述の通りです。
有利にはならないという人もいるかもしれませんが、少なくとも宅建を取って不利になることは絶対にないので一度宅建取得を目指してみてはいかがでしょうか?
今回の記事が参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。